仮想通貨と株の違い

仮想通貨と株って違うの?

あまり投資に触れたことのない学生や投資初心者は、「株=投資」「仮想通貨=投資」ということから「株≒仮想通貨」と思ってしまう人が多いです。

しかし、仮想通貨と株はまったくの別物です。

いかに理由をまとめますので、ぜひご覧ください。

そもそも株って何?

株は、企業が資本(お金)を集めるために発行しているものです。投資家は企業の価値や今後の将来性を見越して株を購入します。

企業は投資家から集めたお金を元に工場を増設したり、従業員を増やしたりして企業の収益を増やすなどして企業の価値を高めていきます。

企業の価値が上がれば、その株を購入したい人が増えるので株の値段が上がります。

このように株は、購入者が資本を投じているので「投資」ということになります。

そもそも仮想通貨って何?

一方、仮想通貨は「お金」です。世界中にあるお金(円・ドル・ユーロ・元)などと同じジャンルです。

通常、お金は国によって保証されているいますが、仮想通貨には価値を保証している国はありません。それでも世界中の人の信頼によってお金としての価値が保証されています。

仮想通貨を買うというのはどういうことでしょうか。

仮想通貨は、たくさんお金を集めたからといって工場を作るわけでもないし、ましてや収益などあるはずがありません。あくまでお金ですから。それを忘れないでください。

仮想通貨で利益が出るかどうかは「円」に対しての相対的な価値で決まります。

「円」に比べて価値が高くなればその差額分が利益になりますし、価値が下がってしまえばその分損になります。

そのため、仮想通貨は価値が低いタイミングで購入して価値が高くなったところで売るのがポイントとなります。

仮想通貨の価値が低いときに購入するというチャンス(機会)に自分のお金をかけているので、仮想通貨は「投機」というのが妥当です。

他に違いはないの?

筆者が投資をしていて最も影響力があると考えている違いを述べます。

制限値幅の有無

1つ目は制限値幅があるかどうかです。

株は制限値幅があり、仮想通貨には制限値幅がありません。

制限値幅というのは、1日で値段を変えることができる範囲です。

例えば、前日500円で終了した株なら1日のうちで400円ー600円の間でしか値段は変わりません。つまり、最高でも600円、最低でも400円にしかなりません。この制限値幅は株価によってある程度変わりますが、前日の株価から30%や50%も離れた額になることはありません。

こうすることで、投資家たちの過熱感を抑える役目を果たしています。1日にうちに500円から600円まで上昇しても夜には冷静になってその株価が妥当かどうか考えることができますよね。

しかし、仮想通貨にはその制限値幅がありません。

これが何を意味するか、もうおわかりでしょうか。

過熱感を帯びた仮想通貨はどこまでも値段を上げるし、どこまでも値段を下げる可能性があるのです。1日で2倍、3倍は当たり前です。

ココで怖いのは、値段が下がる場合です。

株なら制限値幅いっぱいで値段が下げ止まりますが、仮想通貨は下げ続ける可能性があるので損失が大きくなる可能性もあります。

その分、仮想通貨の方が大きな利益が得られる可能性が高いのも事実です。

指標の有無

2 つ目は、指標があるかどうかです。

株には指標があり、仮想通貨には指標がありません。

株は企業の収益性や財務状況からその株価が割高か割安かを判断する指標があります。それがPERやPBRという指標です。

投資家たちはその指標をもとにその株価に過熱感があるかどうかを判断して売買しています。

しかし、仮想通貨にはその指標がありません。

そのため、仮想通貨の値段が妥当かどうかの判断材料がないのです。短期的には値段の変遷を追うチャートで判断できる面もありますが、そもそもそのチャートを形成している値段自体が妥当かどうかわかりません。

仮想通貨が高すぎるのか、安すぎるのかの指標がないので値段の暴騰、暴落が頻繁に起こってしまうのです。

まとめ

それでも仮想通貨の値段が上昇し続けているのは、仮想通貨の将来性に世界中の人が期待しているからです。

上記2つの理由により仮想通貨は株と違ってその値段の過熱感、割高感を示す指標がないので、暴騰、暴落が起きやすいです。

仮想通貨投資をするときには欲を出しすぎず、ある程度の利益を確保できてたら利益確定することをおすすめします。

このエントリーをはてなブックマークに追加